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大雪地ビール(郷土を愛する心が育てた)

1996年に生まれた大雪地ビール(北海道旭川市宮下通11丁目1604-1)は、「大雪ピルスナー」「ケラ・ピルカ」「富良野大麦」「黒岳」「萌芽」「クラフトゼロ(ノンアルコールビール)」などのビールをリリースしている。

大雪ピルスナーは、発酵方法に「下面発酵」という手法がとられ、長期熟成によって、キレを出すためのろ過をしています。厳選モルト100%の、大雪地ビールを代表するビールです。

ケラ・ピルカはアイヌ語で「美味しい」という意味です。発行方法に、「上面発酵」という手法がとられ、熟成されたビールです。糖度のキレがよく、酵母の風味を生かしたフルーティーさが魅力です。

富良野大麦は、主原料に富良野産大麦、副原料に北海道産米+麦芽を使用した大雪地ビールならではのビールです。最高級のアロマホップによる爽やかな香りが漂い、苦みは少なめでのど越しが特徴です。

萌芽は、東川町松家農園にて独自製麦した、下川町産小麦麦芽を使用したビールです。さっぱりした飲み口と、フルーツを思わせる香りが特徴です。

黒岳は、大雪山黒岳のような力強さが特徴のビールです。黒麦芽を含め通常より多く麦芽を使用した高アルコールタイプで、濃く、深い風味が特徴でマニアにはたまらないビールです。




価値提案思考

価値提案思考とは、商品・サービスで提供する価値に焦点を当てて掘り下げる思考法です。

「価値を考える」とは、人の役に立つ方法を考えるということです。人の喜びを増やす方法、または痛みを減らす方法を探究する思考ともいえます。

ここで重要な点は「この商品・サービスは、誰の、どんな役に立つのか?」という問いをすることです。これは商品やサービスのコアな価値となります。自分たちが提供している商品・サービス、あるいはこれからつくろうとしているものは、誰を幸せにできるのかを考えるべきなのです。

1)提供する物・コトについて考える
これから思考を深めるための商品・サービスのアイデアを選びます。そして、それが持っている機能や特徴を書き出します。

2)顧客について考える
商品・サービスを届けたい相手(顧客)を明確にします。顧客は誰か、その顧客はどんな課題を抱えているのかを考えます。課題について考える際の切り口は、顧客が「何を望んでいるか」「何に困っているか」の2つです。

3)価値を考える
商品・サービスを通して顧客に届ける価値を考えます。考えるべきポイントは、2で考えた顧客が持つ課題の解決です。1で書き出した商品・サービスの機能や特徴によって顧客にもたらされる変化があるはずです。この変化を生み出すものが価値といえます。例の場合は、「鋭い思考でバンバン企画を通せるようになる」などの変化を生み出すための「アイデアをまとめて企画提案できるようになるサポートツール」が価値となります。

4)商品・サービスのあり方を考える
提供する価値について考えたうえで、商品・サービスはどうあるべきか、最適な形や内容を考えます。例でいえば、企画提案できるようになるという性質を価値と考えるなら、企画書のテンプレートや記入例を付加価値として加えるべきだ、などと思考を展開することができます。