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図解思考

「図解思考」とは、図の作成を通して複雑な情報の関係性をシンプルにとらえる思考法です。文章で書き出して考えるだけでは難しい、要素と要素の関係性を理解しやすい点が魅力といえます。

図解思考でポイントとなるのは「抽象化」と「パターン化」です。抽象化により、複雑な物事の全体像や要点を理解し、表現することができます。パターン化によって、類似の問題の事例から、解決策を考えるための糸口を見つけやすくなります。

アイデアの収束・発散はもちろん、プレゼンテーションや企画提案などの様々な場面で活きる思考法です。上図では、結婚相談所の持つ機能を図解しています。

❶[図のパーツを書き出す]
考える対象に関する部分的な情報をパーツ(部品)として書き出します。これを組み合わせて図を作り上げます。色々な情報の中から、全体を説明するために必要なポイントとなる要素を抽出しておくことが重要です。

❷[関係性を整理する]
パーツ間にある関係性を考えます。例えば何かが交換されているのか、従属関係・包合関係。対立関係などの関係性があるのかを整理します。

❸[図として表現する]
パーツとその関係性を図解します。作成した図を見て、そこから得られる着想をもとにアイデアを磨きます。図解の表現方法に絶対的なルールは存在しませんが、下記のような代表的な表現方法を知っておくと、図解思考がはかどります。